写真家。1978年滋賀県生まれ。日本写真芸術専門学校卒業。出版社写真部勤務を経てフリーランス。モチーフだけを決め、あらかじめテーマを設定することなく制作を始め、撮影の中でテーマを見出してゆくスタイル。外界に在るもののさきに、自分の内界に潜むものを発見し、それをテーマに据えて、「私とは、世界とはなにか」を問い続けている。主な展覧会に2014年「未明」銀座ニコンサロン、2018年「繡」Roonee 247 Fine Arts、2022年「雪の刻」横浜市民ギャラリーあざみ野、2022年「雪のさき」TURNER GALLERY、2023年「雪の刻」砂丘館、2023年「雪からはじまる」南魚沼トミオカホワイト美術館・鈴木牧之記念館などがある。これまでに、名取洋之助写真賞奨励賞、さがみはら写真新人奨励賞、日本写真協会新人賞などを受賞。写真集は、「繡」(赤々舎、2018)、「雪の刻」(赤々舎、2022)がある。